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バイクのこと

2023/1/25

大型二輪免許取得の話。その0

10代のころの原付免許でのRZ50から始まり、30年以上バイクに乗っていますが、最近まで大型二輪免許を持っていませんでした。

ですが、新型コロナ禍の影響も受け、重い腰を上げ2021年11月についに大型二輪免許をとりました。
そのへんのことをしばらく書いてみようかと思いますが、まずは大型二輪免許を取る気になったいきさつなどのご紹介。


どうやら周囲がバイクブームに

バイク乗りのはしくれとしては、常になんとなく大型二輪免許欲しいなあ、ぐらいの感覚はありましたが、愛車がNSRだしかなり以前からバイクに乗れるうちはNSRには乗り続けると思っていたので、大型二輪免許が必要なかったということもあり本気で取ろうという気にならずにずるずると。

普段NSRに乗っているといっても、ここ10年ぐらいは年に数回近所をうろつくだけ、世話になっているバイク屋さんに年に1,2回顔を出すぐらいで、2りんかんとかライコランドに行くことがあってもケミカルコーナーに直行してオイル買って帰るだけ。

そんな感じなので、メディアとかでバイクブームとか言われてても、実感が全然なかったんですよねえ。


ところが、飲み仲間の後輩(40代)が急に中型二輪免許を取って400ccのバイクを新車で買ったと思ったら、ドはまりして、新型コロナ禍での時短勤務をいいことに毎夜バイクで徘徊し始める、ということが起きます。さらに、3年ぐらい音沙汰のなかった別の飲み仲間から、「88NSR売ってもらえそうなんだけどどう思う?」と連絡が入り、急に周囲がバイクブームとなります。

この辺から徐々に、大型二輪免許取得の実行に流され始めます。

バイク屋さんから衝撃の言葉が

飲み仲間の88NSRを売ってもらえそう、という話は流れてしまったらしいのですが、その飲み仲間は元々若いころに89NSRロスマンズに乗っていたこともあり、バイク熱が復活してしまいます。
ヤフオクだのグーバイクだのを見ては毎日のように「これどうかな」とメールを送ってくる始末。
しかも、かつて自分が乗っていた89NSRとは言わずとも、それと同じ90年前後の時代のバイクが欲しいんだと。

とはいうものの、その飲み仲間はもう20年以上バイクに乗ってないので、もしヤフオクで買ったとしても面倒を見てもらえるショップが無い、ということで、「ヤフオクで買ったとしたら、俺君が行ってるバイク屋で面倒見てもらえないかな」と。
ヤフオクで買ったバイクなんかそのままでは乗れないですからね。

もうNSRで遠出は止めときな

大丈夫じゃないの?と、世話になっているバイク屋さんに事情を話して見たところ、「旧車の仕事は受けてないんだよねえ」と。

えっ?

曰く、フルレストアでもない限り、旧車はメンテしても納車したその日にメンテしてない部分が壊れる可能性があるし、もしそうなると店のせいにされてクレームになる。それに、万が一店のミスでどっか壊しちゃうと部品が出ないから治せない。
俺君のNSRはずっと自分が面倒見てるから今でも見てるけど、そういう昔からの付き合いじゃない人の旧車は見ない。
んですって。

続けて、俺君もいつどこが壊れるかわかんないから、NSRでツーリングとか遠出はやめときな。

えっ?そうなの??

ツーリングとか遠出するなら、別に新しいバイク買ったほうがいいよ。と。

もし、バイク買うなら大型だよね

なかなか衝撃的な宣告を受けてしまいますが、まあ、考えてみれば、確かに30年近く前のロクに手入れもしていないバイクでは、遠乗りは危険ですよね。
実際に、タイミングを計ったかのようにNSRの主に樹脂部品が崩壊していきます。(このあたりの件はまた別途)

そもそもここ10年近くは近所をうろつくだけで、目いっぱい乗っても3時間、距離にして150kmぐらいでしょうか。


で、89NSRに乗っていた飲み友達は元々大型二輪免許を持っていたこともあり、バイク屋さんの助言も踏まえ、最終的には中古のリッタースーパースポーツを購入します。

自分も付き合わされて、グーバイクとか毎日のように覗いていたこともあり、もう一台買うのもいいかなあ、とか思ったりもして。と、考えると、どうせ2台持つなら追加のバイクは中古でいいから大型がいいよなあ、なんて思い始めます。
とは言え、この時点ではまだ大型二輪免許を取る気は無く、グーバイクやメーカーのサイトを覗いて、SRX-6の前期モデルとか渋いよなあとかCBR1000RR-R新車で欲しいなあとか、妄想しているだけでした。

お盆休みの予定が無くなる

特に何かが起こることもなく、コロナ禍を過ごしているなか、夏が近づきます。
政府や世間などでは相変わらず県をまたいだ移動は控えるように、ということで、夏に向けて感染者数が増加したこともあり、海の日連休の雷魚釣り遠征を断念します。

そうだ、教習所に行こう

さらに、お盆休みの遠征もどうやら断念せざるを得ない状況となりそうでした。
(ブログとかインスタグラムとか見てみると、雷魚釣りに遠征く人は行ってたみたいですけどね。)

結局、7月中にはこの年のお盆の雷魚釣り遠征も断念するのですが、そうすると、お盆休みがまるまるあいてしまうわけです。
墓参りに行け、という人もいるかもしれませんけど、行くにしても5日間全部使うわけでもないし。

と、ここでひらめきます。

お盆休みで大型二輪免許取れんじゃね?

それまで本気で大型二輪免許を取るつもりが無かったとはいえ、たまに教習所のホームページを覗いたりしていたので、最短で実技を12時間受ければ大型二輪免許が取れることは知っていました。

5日間で12時間の教習は受けられないにしても、プラス土日で十分行けるんじゃね?

上記のようにやんわりとバイク熱にあおられていたそのときに、ぱこっと5日間予定のない休みが出来てしまったので、これは取るしかないだろう、と、長年頭の隅にあった大型二輪免許の取得を決心します。

さっそく、自宅または勤務地から通える大型二輪を扱う教習所を探し、電話してみました。


しかし、コロナ禍でのバイクブームの現実はなかなか厳しいものでした。


大型二輪免許取得の話。その4

大型二輪免許取得の話。その3

大型二輪免許取得の話。その2

大型二輪免許取得の話。その1

#バイクのこと#大型二輪免許
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