天気と気分で、いろいろ釣りしてます。

さて、釣りでも行くか

バイクのこと

2023/2/6

大型二輪免許取得の話。その2

適性検査を受けると教習の予約ができるため、適性検査を受けたその日に教習可能な一番早い日、10月1日の教習を予約しました。
なお、10月1日は金曜日ですが、仕事をさぼる気は満々です。

大型二輪免許

大型二輪教習第一段階編

教習が受けられる一番早い日の10月1日の教習を予約したものの、9月2日に適性検査を受けたので、ここから1か月間ただ待ちます。

そして、ようやく迎えた10月1日。


台風直撃で教習は中止となりました。


改めて教習の予約を取ったものの、最短の空きで取ったにもかかわらず1週間後。
ふふふ、大型二輪教習のハードルがこんなにも高いものだとは、7月にピコーンと大型二輪免許取得が閃いた時にはちっとも想像できなかったさ。

ようやく教習初日

教習初日は2時間予約してあり、事前にもらっていた教習簿には、まず、バイクの取り回しの練習とか倒れたバイクの引き起こしとかをするとか何とか書いてあったので、
「最低1時間目は押し歩きとか引き起こしとかなのか。めんどくせーなー」
とか思いながら準備をします。

胸背中、肘、膝、のプロテクターが用意してあり、胸背中のプロテクターの上からゼッケンを付けます。
ゼッケンは第一段階の人と第二段階の人で色が分かれていますが、何色だったかは忘れた。

装備は全部借りられますが、ヘルメットとブーツは自前のものを持参し、手袋は入校手続きの時にくれたバイク用には見えない変な手袋を使いました。
なんかせっかくもらったのに使わないのはどうかなあ、っと思ったので。

バイクの引き起こしは身に付かず

先生と挨拶などを済ませ、さっそく教習車が割り振られます。
教習車はCB750とNC750L。
第一段階がCBで第二段階はNCだとかなんとか。

よその教習所がどうかは知りませんが、ココは基本的に先生一人に対して生徒が二人まで、同じコマ内で最大2グループ4台の自動二輪教習があります。

一人の先生に対して、中型二輪と大型二輪のように異なる教習内容の生徒が教わることは無いものの、大型二輪の第一段階の生徒と第二段階の生徒が同じ先生に教わる、ということはありました。


で、バイクを割り振られて、
「サイドスタンドをはらってからまたがってくださいねー」
とかの簡単な説明があった後、
「じゃ、まずは外周から走りますから、付いてきてくださいね。」
というので、あれ?っと思って思わず、
「引き起こしとかやらないんですか?」
と聞いてしまう。すると、
「やったほうがいいですか?」
と意外な答え。

いえ全然。

つーか教習簿に書いてあんじゃんよ、とか思いながら、
「そんなことないです。」


ということで引き起こしもセンタースタンド掛けもしないまま走り出しますが、30年以上前に中型二輪の免許を取った時以来、バイクの引き起こしはNSRで何度かあるだけ、センタースタンド掛けは原付スクーターで何度かあるだけ、なので、大型二輪ではどちらもできないと思います。
つーか、出来ない。

コーンを弾き飛ばし一本橋を落ちまくる

CBに乗り、まずは外周を走り出すのですが、
「楽しー w」
やっぱバイク楽しいわ。
めっちゃポジション楽だし。

身体の老朽化が進み、NSRに長時間、つっても1,2時間乗ると腰が痛くてしょうがない体になってしまっているのですが、アップハンの教習車はめっちゃ楽ちん。

ということで、楽しいのでへらへらしながら外周回ったり、車コースのクランクを通ったりした後、一本橋、スラローム、波状路のある課題のコーナーへ。

ここで先生から衝撃の一言が。

「課題の練習は今だけです。そのあとはコースを回る途中で課題を通ることになります。」

あらら、そうなのか。

スラローム。
「最初なんでコーンにぶつかってもいいですからね」
と先生が優しい言葉をかけてくれる。

で、1本目から、ばこーん、とコーンを吹き飛ばす。

教習生でも2段階の人だと中には、
ブオン、ブオン、ブオン、ブオン、と、
上手にスラロームを抜けていく人もいますが、全然それどころではなく、通過するのがやっと。

一本橋。
波状路は無難にこなしたものの、一本橋では10秒どころか、そもそも落ちまくりで渡り切れない。
渡り切っても、7秒とかで全然10秒に足りない。

ふふふ、我ながら先が思いやられるぜ w

生徒はお客様だった

教習を受け始めてまず気づいたのが、先生がとても丁寧。

自分が30数年前に車とか中型二輪の免許を取った時代は、教習所の先生は態度が悪いのが当たり前で、
「そーじゃねえだろ」とか「あーもう、何やってんだよ」
みたいな口の利き方がデフォで、教習終わり時間には泣きながら教習車から降りてくる女の子とか、喧嘩しながら降りてくる人とかもたまにいたぐらい。

休み時間には生徒同士で先生の悪口に花が咲いたりとかね。

これは他の教習所に通っていた友達とかに聞いても、どこの教習所も似たり寄ったり。

ところが、ココで教習を受け始めてみたら、
「もう少しゆっくり走りましょう」「さっきのところはもう少し左に寄ったほうがいいですね」「停止線ははみ出ないでくださいね」
てな感じでとても丁寧に接してくれる。

この教習所だけなのか、時代が変わってどこの教習所もこんな感じなのかは知りませんが、卒業するまで一度も腹立たしいことはありませんでした。

実際、館内放送では、
「お客様にお知らせいたします、・・・」
って、お客様だったものね。

なんだかんだで1段階終了

基本的に1段階の教習は、はじめに1段階のみきわめコースを周回しながら、坂道とか交差点とかポイントポイントで注意事項とかを教えてもらい、その後はみきわめコースを周回しながら先生が気付いたことをその都度教えてくれる、といった教習内容でした。

自分では全然意識してなかったのですが、つま先が外向いてるのを指摘され、他人に運転見てもらうのも悪くないなと思ったり。
普段からNSRに乗るときはニーグリップを意識しているつもりだったのですが、つま先が開いているということは、そうでもなかったようです。

謎だったのは、1時間だけあるスクーターでの教習。
これは、先生の説明によると、大型二輪の免許で大型のスクーターも乗れるので一度体験しておくのが目的、なんですって。

んで、これが怖かった。

大型スクーターが2台出してあって、
「こっちの1台は乗りにくいんですよ」
と先生がおっしゃる。

ん?じゃなんでこの2台を用意した?

この日の相棒の教習生が乗りにくくないほうをちゃちゃっと選ぶと、先生が私に向かって、
「もし嫌なら別の用意しますけど」
と言うものの、他のスクーターはバイクを2,3台どけてからじゃないと出せない車庫の奥のほうにあるし。

気が小さい私が、奥から出せとか言えるわけもなく、
「いいっす、これ乗りますよ」
で、教習開始。

そしたら本当にめちゃめちゃ乗りにくかった。
どこだったか忘れたけれど、キムコかなんかの韓国製のスクーター。

安定感無いし、シートの形が悪いのか何なのか、ニーグリップ代わりの内腿のホールドが出来ないし。
挙句に、ウインカー付けようとしてクラクションを派手に鳴らす始末。


そんなこともありながら、相変わらずスラロームは下手だし一本橋は10秒超えられませんでしたが、教習時間をオーバーすることもなく無事に規定時間で1段階終了となりました。


大型二輪免許取得の話。その4

大型二輪免許取得の話。その3

大型二輪免許取得の話。その1

大型二輪免許取得の話。その0

#バイクのこと#大型二輪免許
▲ UP