2023/1/20

NSRのレギュレータ交換
去年の話となりますが、NSRのレギュレータを交換したので、その件を。
愛車のうちの1台は、NSR250R SE(MC21、92年モデル)なのですが、NSRを買った時から30年世話になっているバイク屋さんに、
「NSRのレギュレータのパンクは持病みたいなものだから、そろそろ交換したほうがいいよ」
と言われたこともあり、交換することに。
NSRの故障で怖いものの一つにPGM3の不具合がありますが、PGM3はもともとお高いうえに既に廃版で手に入りません。個人レベルで修理してくれる方がいるようですが、PGM3が壊れたらかなりお高くなっている中古品を探すのが現実的な対応ではないかと思います。
で、ググってみるとその入手困難なPGM3がレギュレータがイカレたことで壊れてしまうこともあるようです。
世話になっているバイク屋さんは社長一人の個人営業なのですが、商売っ気が無い人なので、このレギュレータについても、
「部品取り寄せとくから交換しに来なよ」
とは言わず、
「純正部品出るうちに買っておきな」
というタイプの人。
というわけで、老眼には見るのがつらくなったパーツリストをめくり、部品番号を調べてネットで購入。
31600-MV4-010
パーツリストで調べたNSR250R SE(MC21)用の純正レギュレータの部品番号は、
31600-MV4-000
で、部品名が、
レクチフアイヤーASSY.,レギュレート
ただし、現状出ている純正部品は熱対策品で、部品番号が、
31600-MV4-010
に変わってました。
右が車体についていた元々のNSR用純正レギュレータ(31600-MV4-000)
左が熱対策品となった現行のNSR用純正レギュレータ(31600-MV4-010)
現行品の見た目は放熱用のフィンが付いてますけど、これでそんなに違うんですかね。
交換はシートレールを外したほうがいいと思う
で実際の交換です。
上の写真はガソリンタンクの固定ボルトを外してタンクを少し持ち上げている状態。
レギュレータは斜めにボルト二本で固定されています。
下から覗いた写真。
レギュレータの交換自体は簡単で、固定しているボルトを2本外してカプラーを抜いて古いレギュレータを外して、新しいレギュレータに差し替えるだけ。
カプラー抜くのがちょっと固いかもしれないので、その際に乳白色のカブラー本体を引っ張るようにして、ケーブルを引っ張らないようにだけ注意が必要かも。
で、交換自体は単純な作業なのですが、横着してシートレールの隙間から作業をしたところ、メガネレンチを回すストロークが全く取れず、ちまちまちょっとずつボルトを回すのがかなり面倒だったので、シートレールを外して交換するのが正解だと思います。
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ホンダ純正 NSR250R SE(MC21)用レギュレータ
31600-MV4-010